インターネット環境や市場動向について説明します。

遅れているミャンマーのインターネット環境

通信、交通、エネルギーの各分野においてミャンマーのインフラは近年急速に整備されてきています。インターネット環境も、タイやマレーシアと比べるとまだまだ整っていないのが現状です。以下にミャンマーのインターネット環境をまとめてみます。

ミャンマーのインターネット普及状況

まずは、ミャンマーの通信環境を数値的に把握してみます。
 ・100人あたりの固定電話加入数:1.1回線
 ・100人あたりの携帯電話加入数:2.6回線(いずれもITU2012年調べ)
 ・100人あたりのインターネット利用者数:1人

このように、インターネット利用だけでなく電話の利用者数も含めて通信環境はまだまだ低い状況です。
一般家庭などではインターネット利用率は低いですが、かわりにネットカフェが国内に4500件ほど展開。インターネット利用の多くがそこでなされています。

Wi-Fiはホテルやインターネットカフェ、ショッピングセンターなどで普及しています。ただし、回線が小さいためスピードは遅くなっています。
企業向けにはWi-MAXが普及。ヤンゴンやマンダレーで利用でき、今後も増加傾向にあります。

以下に、各回線ごとの普及状況をまとめておきます。
いずれも、接続スピードは遅く、動画などの視聴は困難です。

ADSL

 

・ヤンゴンやマンダレーなどの主要都市で利用可能
 ・一般家庭及び企業向けに普及され今後増加傾向

WiMAX

 

・企業向けに整備がすすんでおり、増加傾向。
 ・ヤンゴンやマンダレーで利用可能
 ・通信速度は1Mbpsほど

 

光ファイバー

 

・主に企業向けに提供スタート
 ・ヤンゴンで利用可能
 ・今後拡大していく予定

市場動向

インターネットサービスプロバイダを提供しているのは、MPT、Yadanaporn Teleportの2社のみ。
この2社から回線を借りる形で数社が光ファイバーやADSL、WiMAXなどの通信サービスを提供しています。

携帯電話・固定電話の普及率をミャンマー政府は2016までに80パーセントに引き上げる目標を掲げており、今後4500万人近くのモバイルユーザーの増加が期待されています。
今後は、この携帯電話網にモバイル端末を組み合わせたインターネット通信携帯が広がる見込みです。

このように、モバイルインターネット市場は急速に拡大する可能性を秘めており、ネットベンチャー企業がミャンマーへの進出をはじめています。