近年の輸出入にていてお伝えします。

注目されるミャンマーの産業とは?

ミャンマー貿易政策の変化と貿易収支の変遷

2011年に就任したテインセイン大統領政権以前は貿易政策として「輸出第一政策」が採用されていました。
これは、輸出で稼いだ外貨の範囲内でのみ輸入が認められる政策で、2011年以前のミャンマー貿易収支は黒字でした。
しかし、新政権下で輸入規制が緩和。2012年は貿易赤字となっており、2014年以降も赤字傾向と予想されています。

ミャンマーの主な輸出品目と動向

ジェトロの発表によると、ミャンマーの輸出額はほぼ全量を輸出している天然ガスが40%以上の割合を占めています。2013年6月には中国雲南省へ天然ガスを輸送するパイプラインが完成。天然ガスの中国に向けた輸出もスタートしています。輸出品目の中でも主力である天然ガス資源は今後も輸出量の増加が期待されています。

その他、注目すべきなのが縫製品輸出の増加です。中国の製造コスト増に伴いミャンマーへ日本・韓国の企業がミャンマーへ発注するケースが増え、2011年以降の経済制裁緩和・解除後はアメリカやEUからも注文も期待されています。

<2012年度の主な輸出品目と構成比>

[総輸出金額  8,977(単位100万ドル)]
天然ガス 40.8%(対前年比+4.7%)
豆類 10.7%(対前年比−2.5%)
縫製品 7.7%(対前年比+39.8%)
コメ 6.1%(対前年比+103.6%)
その他、魚類・チーク・ヒスイ・ゴマ・堅木・ゴムと続きます。

 ※ジェトロ 統計(https://www.jetro.go.jp/world/asia/mm/stat_03/)

 

ミャンマーの主な輸入品目と動向

中古自動車輸入規制が緩和され、2011年以降日本からの中古車輸入が急激に伸びています。そのため、ミャンマーの輸入最大品目は一般・輸送機械が約30%を占めています。
中古車輸入は規制緩和後の急速な増加から一段落し2013年10月時点で対前年比−26%となっています。

<2012年度の主な輸入品目と構成比>

[総輸出金額  9,069(単位100万ドル)]
一般・輸送機械 29.2%(対前年比+45.1%)
石油製品 17.6%(対前年比−17.4%)

 ※ジェトロ 統計(https://www.jetro.go.jp/world/asia/mm/stat_05/)